今年もあっという間にクリスマスの時期がやってきましたね!
カナダのバンクーバーの状況はというと、去年と比べると街がだいぶ賑わっています。
去年はまだのコロナパンデミックの中での初めてのクリスマスでした。
またワクチンの接種も進んでいなかった為、ステイホーム&不要不急の外出、旅行を控えましょう、という厳しい政府の要請の下、クリスマスパーティーをする雰囲気ではありませんでした。
今年のクリスマスは、最近になってオミクロンが出てきてコロナの感染者数が上昇しているものの、去年はなかったオフィスパーティーやクリスマスマーケットが行われています。
生木のクリスマスツリー購入方法
さて、北米の文化としてクリスマスは大きなイベントの1つです。
クリスマスに欠かせないのは何と言っても、クリスマスツリー!
カナダに来るまで“生のクリスマスツリー”を家に飾るなんて考えもしませんでした。
私の家では去年と今年と続けて生のクリスマスツリーを購入しました。
パンデミックで、オンタリオ州の夫の両親の家に行くことができず、クリスマス期間をずっとバンクーバーの家で過ごす為、何か楽しめる物は無いかとなったとき、生のクリスマスツリーを買おうか、という話になったのです。
生木のクリスマスツリーを購入する方法は色々あって、大体11月末から販売が始まります。
普通のカナディアンスーパーストアでも販売していたり、(大きさやサイズにあまりバリエーションがないかもです)
Christmas Tree Lot(クリスマス ツリー ロット)と言って、生木のクリスマスツリーの販売をするところが出てきます。
既に切られた状態の木がたくさん置いてあって、木の高さや種類、枝や葉の付き方など、実際に見てみて自分好みの木を選びます。
また、Christmas Tree Farmというのもあって、その名の通りクリスマスツリーの畑があって、自分で畑まで出向き、木を選んでその場で切って持って帰る、というものです。
Tree Lot でツリーを買う
私の場合は去年、今年ともPrince of Wales Secondary Schoolという高校で行われているTree Lotにいきました。
TREK Tree Lot Fundraiserといって、学校教育のための募金活動を兼ねて行われています。
Tree Lotに近づいた瞬間、もみの木のいい香りが漂ってきて、まるで森の中に足を踏み入れたかのような気分になります。
思わず、ふぅ~~~…と深呼吸。
夕方の薄暗くなってきた中で、ランプに照られた木を見て歩きながら、
あぁ、今年もクリスマスの時期がもうやってくるんだな…と感慨深い気持ちにもなります。
今年は5種類くらいの木があったと思います。生木のクリスマスツリーを買うまで、もみの木に種類があるのかなんて考えもしませんでした。
息子のアイスのチョイスで、今年もDougraus Firという木にしました。
アウトラインは綺麗な円錐の形で、葉の量が結構しっかりとあるタイプの木です。
今年気が付いたのですが、木を選ぶときは地面に対して垂直になる真っすぐな幹の方がいいです。
というのも、今回幹が曲がっているとツリーを選んでしまい、スタンドに固定するのがとても難しかったからです。
ちなみにツリースタンドはホームセンターで購入できます。
ツリーの持ち帰り方ですが、小さいサイズで有れば車の中に入ると思いますが、車に入らないサイズのツリーを購入した人は、みんな車の上に紐で縛って持って帰っているみたいです。
帰宅後、ツリーをスタンドに固定したら、クリスマスツリースカートを下に巻いてスタンドを隠します。
(ツリーのスカートはカナディアンスーパーストアで去年購入しました)
そして最終的にはそのスカートの上にプレゼントを置くような形になります。
(スカートが絶対ないとダメ、ということはありませんが、やはりあった方が視覚的に華やかですね)
そして、生木なので水やりをしないといけないのと、葉っぱが落ちてくるので、毎日床を掃かないといけません。
生木のクリスマスツリーを買ってみて
さて、こんな感じで日本では味わえないクリスマスツリーをここ2年楽しんでいます。
夫に話しを聞いてみても、小さい頃は生木のクリスマスツリーを飾ってて、クリスマスシーズンはこの木の香りがあるとやっぱり嬉しいみたいです。
確かに私も実際に経験してみて、視覚的な楽しみももちろんですが、クリスマスの香りまで感じられるというのは新鮮だし、いい思い出になりました。
毎年同じクリスマスでも、飾るツリーの表情が木によって違うのは楽しいし、記憶に鮮明に残ります。
フェイクのクリスマスツリーよりは手間がかかりますが、生木のツリーはその分クリスマスを楽しめること間違いなしです!