いつもは年に一度日本に帰国した際に歯医者に行き検診などしていたのですが、このコロナ禍で帰国できず、カナダで歯医者を探さないといけなくなりました。
残念ながら、日本の国民保険にあたるMSP(Medical Services Plan)では歯科保険がカバーされていません。
つまり、100%自己負担です。
カナダに滞在する期間によって、歯科保険に入った方がいい場合も出てくるので注意が必要です。
例えば、
1年程の滞在期間を考えている人は、しっかりと歯の治療を済ませて、歯科保険無しで1年間しっかりと歯を磨いて虫歯にならないように気をつける方法が1番安く済みます。
1年以上での滞在(その間帰国予定も無し)を考えている人は念のため歯科保険に入った方が無難かもしれません。(特に歯が弱いなど自分で分かっているのであれば)
ラッキーなことに、私は旦那の歯科保険の扶養に入ることができるので、全額負担はする必要がありません。
一口に歯科保険と言っても、入る保険内容によってカバーされる金額や治療内容が違うので、しっかりと自分の保険でカバーされる内容を確認して保険の加入&治療することをお勧めします。
(治療内容によっては、後から日本の国民保険に治療費を請求する事もできるみたいですが、見た感じで続きがとてもめんどくさそうです。一応リンク貼っておきます↓)
今までに2軒の歯医者に行ったことがあるので、それぞれどんな感じだったか書いていこうと思います。
1軒目は4年以上前だと思いますが、ダウンタウンのハーバーセンター横にある歯医者に行きました。
できることなら日本帰国時に治療したかったのですが、そのときは帰国の目処が全くなかったので、しょうがなくカナダで治療する事にしました。
奥歯の歯茎近くの所に小さな虫歯ができたので、その部分を少し削ってレジンか何かで埋めてもらうのかな、と予測はできました。
スタッフの方、担当してくれた女医さん共に親切で良かったのですが、
治療の際に歯にゴムのシートをかけるとき、結構痛かったなぁ…なんであんなに痛かったんだろう??という記憶があります。
(その時が最初で最後のラバーシート体験だったので、比較対象が無く、それが普通なのかそうじゃ無いのか分からないですが…)
そして治療後に
どう?
と聞かれて、まだ麻酔が効いてたので良く分からなかったけど
多分大丈夫だと思う
と答えてその場を後にしました。
でも、後に歯茎と歯の境目に妙な段差があるのに気付きました。
でも、また同じ人に直してもらうのも嫌だなと思い、帰国時に地元の行きつけの歯医者で診てもらう事にしました。
その後日本で歯医者に行って診てもらった際に、奥歯の状態を見たお医者さんに
これは…?
と聞かれて、カナダで治療したけど、変な段差を感じる、という旨を伝えました。
(やっぱり見た目か何か変だったのかな?)
カナダで治療してから1年経たないくらいだったと思いますが、既に状態が良くなかったらしく、その部分を詰め直して貰いました。
という訳で、1軒目の歯医者(というか担当してくれた女医さん)は私的には良くなくて、がっかりでした。
2軒目は夫の職場のボスの行きつけ歯医者で、ノースバンクーバーにあるこじんまりとした歯医者です。
そこは今現在の私の行きつけ歯医者になっています。
場所は自分の家からノースバンクーバーとちょっと遠いなーと思ったけれど、シーバスを降りて改札を出たらすぐのとこにあるので、意外と行きやすいです。
それに、シーバスなんて普段ほとんど乗らないので、たまに乗る分には気分転換にもなるし悪くないな、と個人的に思っています。
2、3人ほどドクターが在籍していた思います。
私の担当のドクターはアジア系の女性で、いつもとても丁寧に対応してくれます。
最近知ったのですが、日本人の女性の方が歯科助手として働いていて、最後の2回の受診はその方と自分の担当の女医さんがいる日に合わせて行っています。
基本的に担当の女医さんが分かりやすく極力難しくない単語を選んで説明してくれるのであまり説明内容が全く分からない、といったことはありませんが、ちょっと分からない単語があるときは日本人の歯科助手さんに聞いたりできるのでとても助かります。
治療も痛みがないように気を使われているのもわかるし、ちょっとでも私が痛みに反応したと分かると
痛い?大丈夫?
そこはちょっと痛い…
安心して。
じゃぁ、ここの所は優しくやるからね
などと声をかけてこまめに気をかけてくれます。
普段はチェックアップのみで行くのですが、それ以外にここでやったのは、
古くなった詰め物の交換、ナイトガード(歯ぎしりする人用のマウスピース)の型取り
をしました。
大体日本でやっている内容と同じで、これといってとても気になることはなかったかと思います。
いつもでは無いのですが、たまにされることでちょっとびっくりしたのは、チェックアップの際、唾液を吸う為の機械(吸引機??)を自分で持たされて、自分で唾液を吸わないといけないところです。
さらにいうと、ドクターor歯科助手さんが唾液を吸うときの吸い方もちょっと日本でやるやり方と違って、治療の合間に唾液を吸う際、口を閉じるように指示されます。
(口を閉じることで口の中がしぼむので唾液が集まって、シュッと一気に唾液を吸いあげやすくなるみたいです)
そんなこんなで最初歯医者に行くときはとてもドキドキしたものの、信頼できるドクターを見つけられると、今のところやっている内容はそんなに日本と変わらないので安心しました。
今度、それぞれの治療等にかかった金額などレシートを確認して記事にしていこうかと思います。