色々な家族のかたち

カナダのコモンロー Family
カナダのコモンロー
StockSnapによるPixabayからの画像

私は日本でいわゆる一般的な家庭で育ちました。

父親と母親、私は4人姉妹の次女です。(4人姉妹はちょっと珍しいかもですね)

今私は、13歳年上のパートナーと“コモンロー(事実婚)”という状態で一緒に暮らしています。カナダでコモンローは結婚と同等の扱いです。

親に、パートナーと結婚はしてないけどコモンローだ、と伝えたら、へっ???という感じでした。

近年は日本でも再婚家庭や、養子縁組、同性パートナーをもつなど家族の形が増えてきましたが、カナダはすでに”普通“という形が無く、色々な家族の形があるのが当たり前です。

そもそも、移民国家で多文化な為、1つの結婚という形を取るのが難しいという事。

また、個々をありのまま認めようという意識も高いため、何年も前に同性婚も認められています。

さて、現在のパートナーと一緒になって1番大きかった変化は、彼に子供がいたという点でした。

今の私のポジションは、子供からするとステップマム(義理母)。今でも正直しっくりきません。子供がもう少し小さかったらまた違ったかもしれません。

付き合い当初、子供は既に10歳。自我がそれなりにある年頃です。

初めて彼の子供に紹介してもらった時、

彼が ”今この人とお付き合いしてるんだ” というのに対して、

子供は “Ok” の一言。

内心、え?反応軽すぎないか!?と思ったけど、当時彼はまだ10歳、今考えてみるとそんなもんなのかなーと思います。

今まで男兄弟もおらず、10歳の男の子が何が好きなのか全く分からなく、ましてやカナダ人で文化が違う上に英語のみの会話でどこまで話が通じるやら…

不安要素盛りだくさんで、私は緊張しっぱなしで、初めのうちは会話もままならなかったけど、時間が経つにつれてゆっくりと、なんとか仲良くなってきた(と信じてる)と思います。

今はあれよあれよという間に16歳、ティーンエイジャー真っ盛り。私よりも小さかった可愛い男の子が、私よりも背も高く、私との腕相撲にも勝てるようになり、どんどんたくましくなってきました。

付き合い当初は、パートナーが13歳年上だったり、子持ちだったりと、日本の友人からは大丈夫なの?と、聞かれたり、正直幸せになれるかな…と心配もしたけれど、今は家族として楽しく日々を送れています。

要は、年齢や子供のいるいないに関わらず、パートナーとお互いにどうやって幸せになれるかを試行錯誤しながらがんばれるか、というシンプルな所が1番大事なんだろうな、と思います。

(短くまとめてますが、そこまで達するのには色々と葛藤がありました。笑 また別の記事で書いてこうと思います。)

カナダのいろんな家族の形があるのは、きっとそれぞれの人たちが各々の築き上げた幸せのかたちを持ってるからなのかな、と今では感じています。

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