私個人的な意見なので、人によっては好き嫌い、もしくは自分の性格に合う合わないなど出てくるとは思いますが、バンクーバーに来る際の参考になればと思います。
バンクーバーは語学勉強するのに適した場所か？
バンクーバーにはたくさんの国の人が英語を勉強しに来ています。その為、語学学校の選択肢もたくさんあるので自分に合った学校選びがしやすい、というメリットがあります。さらに、異なった国から来ている人たちの様々なアクセントの英語を聞くのもとても勉強になります。
多くの移住者や旅行者が来る場所でもあるので、英語が上手に話せないからといって差別を受けるようなことはありません。基本的にみんな話の内容をくみ取ろうとしてくれます。
ちなみに、日本人は”きれいな英語の発音”にとっっってもこだわりますが、英語が通じるレベルの発音であれば問題ない、と考える(というか気にしない)カナディアンが大多数だと思います。
発音が多少悪くても、文章の構成があってれば、英語のネイティブスピーカーは内容を察することができます。英語初級者には比較的優しい環境だと思います。
治安も比較的いいし、公共交通機関も整っているので、一人で出歩いてカフェやレストラン巡りを楽しんだり、ショッピングに行きつつ、そういった際に店員さんとの英会話にチャレンジすることも簡単にできます。
日本人が多いけれど大丈夫？
日本人の多いバンクーバーでも、自分で日本人に囲まれた日本語まみれの環境にするのか、英語の勉強の為に日本語の環境から距離を置くことは簡単にできます。
基本、語学学校では母国語の使用が禁止のところが多いと思うので、学校で日本語を使う、という事はないかと思います。
また、住む場所に関しても、ルームシェアを日本人としない様にしたり、カナディアンの人とシェアハウスをする事も可能です。
これだけでだいぶ英語オンリーの環境になるのでは無いでしょうか？？
要は、自分の選択次第で英語環境にも日本語環境にもなりうるということです。
後はもちろん英語の勉強で日本語訳など読む機会はあるかもしれませんが、英語を早く話せるようになりたいのであれば、プライベートでも極力日本語をシャットアウトして、英語のテレビや動画などを観る、聞く、話す様にしていくと英語の吸収が早くなります。
バンクーバーには沢山の美味しいカフェ、レストラン、ショッピングモールなどがあります。公共交通機関も整っているので、1人で色々と食べ歩いたり、ショッピングを楽しみつつ、店員さんとの会話にトライしてみてはどうでしょうか？
カナダ人はフレンドリーな人が多いので、バス停でバスを待っているときなど、相手から話しかけてくる事もあります。初めは驚いてしまうかもしれませんが、そこでスモールトークでもできると楽しいですよ。
ホームステイは活用するべき？
個人的にはホームステイはしなくてもよかったかな、と思いました。
なぜかというと、
まず、やはりかなりお金がかかるという点です。もし金銭的に厳しいな、と思う人は無理してホームステイしなくてもルームシェアやシェアハウスで充分だと思います。
次に、ホストファミリーに実際に会ってみるまでどんな人たちなのか分からないという点です。私が利用したホストファミリーはアジア系の方たちでいい人達でしたが、どちらと言うともの静かなタイプの人たちで、当時英語のレベルがかなり低かった私は、必要最低限の会話をした程度で会話で盛り上がる、と言うところまでは行きませんでした。
また、小さい子供が2人いる家庭だったので、平日は子供達の学校、週末は子供の習い事や家族だけの時間を過ごすなど、ホストファミリーが何か外出に連れて行ってくれる、といった事もありませんでした。
ホストファミリーがやってくれるのは、
- 朝ご飯、昼ご飯用の食材の提供(これは食パンといちごジャム、ピーナッツバター、牛乳くらいしかありませんでした）、
- 晩ご飯の提供（ベジタリアンの家庭だったので、お肉抜きの生活は正直しんどかったし、味付けもすごく薄味であまり食が進みませんでした）、
- 週に１回の洋服の洗濯(たまにもう一人のホームステイしてる子と洗濯物混ざってた）です。
友達と出かける際は、ホストマザーに”夕食要らないです”や、”〇時に帰ります”など連絡をしないといけなかったので、個人的にはちょっとめんどくさいな、と感じたのが正直なところでした。
もし、当時に戻ってやり直せるのであれば、初めの1，2か月くらいだけ日本人のところでのルームシェアにして、現地に慣れつつルームメイトから色々と分からないことを聞いておいて(やはり現地での生活の長い日本人の友達がいると相談できて助かる)、それと同時に次の(英語環境の)部屋探しをする、といったようにするかなと思います。
あくまでも私個人が感じたことなので、これが正解、というわけではありませんが、みなさんが充実した楽しい海外生活を送れることを祈ってます！
